愛菜館農園だより(2018年9月1号)

愛菜館農園だより9月1号
(2018年8月31日・9月7日実施)

9月に入ってから雨の日が続いています。 水分が必要な作物にとっては「恵みの雨」ですが、屋外での作業がしにくいため、定植や種まきのタイミングを逃さないようにしなければなりません。天気予報をこまめに確認して屋外での作業予定を立てるようにしましょう。
今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2018年9月は14日・21日・28日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

白ネギの土寄せ
今年は猛暑の影響で、生育不良の白ネギが多い状態ですが、愛菜館農園の白ネギは盆以降に雨が続いたこともあり、色づきはじめました。
弱っている白ネギには「メリット(赤)(500倍希釈)」や「ホスプラス(1000倍希釈)」による栄養補給が効果的です。
2年前にも愛菜館農園で白ネギを育てていましたが、このときは台風で倒れてしまいました。
こうならないためにも土寄せが必要です。
生育が遅れて土寄せができないときは、両サイドに紐を張って横に倒れないようにしましょう。台風の進路の西側でも、吹き返しの風で倒れることがあるので油断は禁物です。
最低気温が22℃以下の日が続く頃が白ネギの土寄せや追肥をはじめる目安です。
土寄せをするときは、ネギの周囲30cmを耕さないようにしましょう。横に張っている根が切れ、ネギが傷んでしまいます。葉の付け根が見えるくらいが1回目の土寄せの目安です。畝はネギの周囲を小高くする必要があります。無理な土寄せをすると弱ってしまうので注意しましょう。
ブロッコリーの定植
セルトレイに種を播いてから1ヶ月ほど経ったブロッコリーの苗です。手前が「あらくさ」、奥が「トップスター」という品種です。このうち「トップスター」は定植から収穫までの日数が短いという特徴があります。 今回は参加者全員で定植をしました。
双葉が埋まるくらいが、畑に植え替えるときの深さの目安です。埋まったところから芽が出るため、根の張りも良くなります。
定植から11日後の様子です。定植から1週間ほどで葉の色が濃くなり、苗も生長し始めますが、それまでは水が欠かせません。雨が降らないようだったら水やりをしましょう。
ダイコンの種まき
ダイコンの適切な種まきの時期は9月上旬から中旬です。温度が下がるのに合わせて成長が進んでいきます。早まきすると、温度の高さが原因で空洞症や赤芯症になることがあります。
見栄えの良いダイコンを育てるためには土の柔らかさが重要です。深く耕せないところで育てるときは、うねを高くする、小型の品種を育てるといった方法があります。
愛菜館農園では「三太郎」という品種を育てます。小型の品種で、ス入りしにくいという特徴があります。種を直まきするときは、1つの穴に3〜4粒をまきましょう。間引きが必要になりますが、生育がよくなります。
根菜類の種を直まきしたときに重要なのが鎮圧です。鎮圧をしないと、種と土の間から水分が抜けてしまいます。土を被せたら上からクワ等で押さえて土と種を密着させるようにしましょう。
畝の中に水分がないと発芽が安定せず、根も伸びにくくなります。畝の中に水分があれば数日で芽が出はじめます。
種をまいてから4日後の様子です。雨の日が続いたこともあり、早くも芽が出始めました。

≪前回   次回>>

このページの先頭へ
中 大