愛菜館農園だより(2018年11月号)

愛菜館農園だより11月号
(2018年10月26日・11月2日・11月16日実施)

いなば管内では、タマネギの苗を買って育てる方が多く、JAグリーンでも苗を求める行列ができていました。苗の販売に先立ち、10月26日の愛菜館農園ではタマネギ栽培の講習会が開催されました。早生品種と晩生品種の特徴をはじめ、タマネギ栽培で使用する薬剤や資材、たまねぎの苗に発生しやすいべと病や軟腐病についての説明が行われ、受講された方は熱心にメモを取っていました。
種から育ててきた愛菜館農園のタマネギも畑への植え替えが終わり、生長を続けています!

今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2018年は11月30日、12月14日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

タマネギの栽培
生長が進み、セルトレイではこれ以上大きくならないと感じたら畑に植え替えましょう。セルトレイから植え替えるときはもとの土の深さが目安です(買った苗は根元から2〜3cm位の深さが目安)。深く植えないように注意しましょう。 苗を植える場所は水はけがいいところを選び、水はけが悪いところで育てるときは畝を高くしましょう。タマネギは酸性の土に弱いので、土作りに石灰が欠かせません。また、苦土重焼燐(28%)を加えると玉太りが良くなります(1aあたり2kgが目安)。年内に肥料をやりすぎると、トウ立ちの原因になります。 タマネギの除草剤は、「ゴーゴーサン」や、「トレファノサイド」が有名です。いずれも粒剤と乳剤があり、草が生える前に散布します。マルチを使う場合は、「たまねぎ名人」がおすすめです。切り込みに沿って苗を植えればよく、透水性があるのでマルチの上から水やりや追肥ができます。
ソラマメの定植と管理
種をまいてから2週間後のソラマメをポットから出してみました。葉の高さに対し根が深く伸びています。ポットや苗箱は下に隙間があり床冷えしやすいので、朝晩はハウスに入れるなどの防寒対策が必要です。 左の苗は植え替えに適した大きさです。植え替えが早いと、背丈に対する葉の枚数が多く、寒さに強い苗になります。それに対し、右の苗は植え替えられるぎりぎりの大きさに育っています。ポットでこれ以上大きくすると、植え替え後も生長が進み、寒さに弱い苗になります。 植え替え後はよほど弱っていないかぎり、年内の追肥をしないようにしましょう。苗の下部から分枝が出ても春先までそのままにしておくようにしましょう。また、ソラマメを好むアブラムシはこの時期にも寄生するので、防除が必要です。
ブロッコリーの収穫
2011年撮影
ブロッコリーの収穫時期は、品種や定植時期にもよりますが、早生のものでは定植から2〜3ヶ月後です。植えた時期が早いブロッコリーは、蕾の成長も早いのでこまめに確認しましょう。茎の太さにもよりますが、収穫の目安となる蕾の直径は12cmです。 ブロッコリーは品種によってわき芽が出るものと出ないものがあります。わき芽が出る品種(ハイツ、緑帝など)は、蕾を収穫するときに茎を長めに残し、葉も残しておくとわき芽が育ちやすくなります。わき芽を育てるときは追肥を忘れないようにしましょう。 通常の根(写真左)に対し、「根こぶ病」になった根(同右・2010年撮影)は名前のとおり根に大小のこぶができます。アブラナ科の野菜で、弱っている、日中しおれているという株は、根の状態を確認しましょう。「根こぶ病」の根を畑の中に放置すると、畑に病原菌が残るので取り除いてください。

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