愛菜館農園だより(2019年5月号)

愛菜館農園だより5月号
(2019年5月10日・5月17日・5月24日実施)

愛菜館農園のアスパラガスは、5月に入り芽がたくさん出てきました。アスパラガスは芽が出始めてから1〜2週間ほど経つと収量が減りだします。収量が減りだしたら、来年に備えて、植えた株1つに対し3、4本の芽を残す「立茎」をします。芽の太さが直径1cm程度のものが目安です。ただし、1年目の苗は芽を収穫せず、そのまま残しておきましょう。
今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2019年6月は7日、14日、21日、28日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

白ネギの定植
白ネギは土が酸性だと病気になりやすいため、土作りには石灰が欠かせません。肥料も好むので、堆肥もしっかり入れておきましょう。苗を畑に植える前には、土寄せの負担を減らすため、あらかじめ10〜15cmの溝を掘ります。溝を深くしすぎると水が溜まりやすくなり、病気の原因になります。 畑に植えるときに重要なのが間隔です。1粒あたり3cm間隔で植えるのが標準的ですが、植えるときの間隔で太さの調整ができます。セルトレイで育てた苗はばらす必要はありませんが、1穴に植えた種の数に応じて間隔を広げましょう。
(例:1穴に4粒植えたときは12cm間隔で植える)
白ネギを植えた後は肥料を株元にまきましょう。専用の肥料でなくても「いなば有機(8-8-8)」や「野菜美人」でかまいません。白ネギの除草ではゴーゴーサン(乳剤・細粒剤)がよく使われます。定植10日後までに1回散布できますが、それ以降だと散布できなくなるので注意しましょう。
サツマイモの苗植え
黒マルチを敷くと、雑草対策や土の保温だけではなく、葉の付け根から余分な根が生えるのを防ぎ、ツル返しがしやすくなります。ただし、マルチの表面が熱くなり、葉が焼けることがあるため、活着するまでは水遣りをこまめにするなど、水の管理が重要です。植える時期は、雨が降る前がおすすめです。 サツマイモは肥料分の少ない酸性の土を好みます。生育に必要なカルシウムは土壌のpHを変えない「畑のカルシウム」などを与えましょう。また、コガネムシの防除も欠かせません。土作りのときに「アドマイヤー粒剤」や「アクタラ粒剤」を混ぜ込むことと、6月末から8月に「ダーズバン粒剤」を散布することが必要です。 サツマイモの苗は30〜40cm間隔で、畝に対して平行に植えるのが一般的です。このとき、苗の先端は同じ向きにそろえましょう。また、埋めた節(葉の付け根)の数が収量に影響します。最低でも3つは節を埋めるようにしましょう。植えたところをくぼませておくと、切り口から水が入りやすくなります。
ソラマメの収穫
ソラマメは春先に親芽の摘心をしますが、今年は暖冬の影響で親芽とわき芽の区別がつかず、摘心ができませんでした。その結果、株の先端(生長点)に、ウイルスを媒介するアブラムシが群がっています。ウイルスにかかった株は、大きさが一回り小さく、色にムラがあります。 収穫の時期は5月後半から6月にかけてですが、収穫するタイミングは株の状態に左右されます。株に勢いがあると養分や水分の補給ができるため、収穫時期が遅くなりますが、その分大きな豆が収穫できます。一方、病気などで養分が十分にいきわたらない株は、収穫時期が早くなります。 ソラマメのさやは上を向いた状態でできますが、熟れてくると下を向くようになり、表面も産毛がとれて、つやがでます。さやを触ったときの豆の硬さも収穫時期の判断材料です。豆が柔らかいとまだ生長が続きますが、硬ければこれ以上大きくならないので収穫しましょう。

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