愛菜館農園だより(2019年8月号)

愛菜館農園だより8月号
(2019年7月26日・8月2日実施)

お盆を控え、街なかでは鳥取のお盆のイベント「鳥取しゃんしゃん祭り」の準備が着々とすすんでいます。8月14日の一斉傘踊りにはJA鳥取いなばも毎年参加していますが、今年は傘踊りのコンテストに参加するため、例年以上に気合が入っています。
今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2019年8月は9日・23日・30日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

ダイコン・白菜の栽培講習会
7月26日の愛菜館農園では、ダイコン・白菜の栽培講習会を行いました。講習会の内容から栽培にあたって重要なポイントを紹介します。白菜の栽培は7月2号「アブラナ科の野菜の播種」も参照してください。 ダイコンの栽培では土作りが重要です。根が深く伸びるため、石の除去や堆肥の投入で耕土を深くすることが必要ですが、堆肥は作付けの1か月以上前に投入して畑になじませましょう。作付けの直前に堆肥を投入すると表面が荒れる原因になります。 ダイコンや白菜を育てるときは、播種時期にあった品種を選ぶようにしましょう。ダイコンや白菜は品種ごとの播種時期が短く、誤った時期に植えてしまうと、生育不良が起こりやすくなります。また、ダイコンではキスジノミハムシによる食害にも注意しましょう。
湿害・高温障害対策講習会
栽培講習会に続き、湿害・高温障害対策の講習会と資材紹介がありました。長雨や大雨などで土壌内の水分が過剰になると、根が酸素欠乏を起こし、生育不良や根腐れが起こります。土壌内の酸素欠乏の防止には酸素供給剤の散布が欠かせません。 酸素供給剤は「ネオカルオキソ粒剤」がおすすめです。水分に反応して、10kgの粒剤から約400lの酸素が作られます。土作りでは、10aあたり40~60kgの散布が必要です。散布から約3か月間酸素を出し続けるので、前もって対策を済ませましょう。 湿害によって根が傷んだり、高温で土壌の水分が無くなり根が弱ったりしたときには、亜リン酸液肥の「ホスプラス」を与えましょう。根が弱ったときの生育状態の回復や生育促進の効果があります。
ナス・オクラの栽培管理
梅雨明け後のナスにとって水の管理が重要です。水の管理が不十分だと、つやの無い「ぼけなす」になる、色が出ないなど見栄えが悪くなるうえ、雨が降ったときに生育不良が起こりやすくなります。夕方から夜のはじめ頃に水やりをしましょう。日中に水をやると溜まった水が熱せられ、根も傷んでしまいます。 ナスの葉の裏です。粒のように見えるのはダニです。ダニは、ナスのほかインゲンなどの豆類、菊などで増殖しやすく、周囲の野菜にも影響をもたらします。防除には、「アファーム乳剤」や「コテツフロアブル」など、殺ダニ剤の散布が有効です。複数回散布をする場合はその都度薬剤を変えましょう。 オクラは播種から2か月ほど経つと、生育が急速に進みだします。株の勢いを抑えるために葉を取りましょう。実が付いているところの1つ下の葉を残し、それより下の葉を取り除きます。葉を残したままだと株の勢いが強いまま生育が進みます。実なりが悪くなるうえ、株も人の背丈ほどの高さまで伸びます。

≪前回     次回≫

このページの先頭へ
中 大