愛菜館農園だより(2019年11月2号)

愛菜館農園だより11月2号
(2019年11月1日・11月15日実施)

11月に入り、朝晩と日中の寒暖差が大きくなりました。愛菜館農園ではソラマメやタマネギの定植が終わりました。暖冬だった昨シーズンは、タマネギはトウ立ちし、ソラマメは親芽を摘み取る「摘心」ができなかったうえ、アブラムシの被害を受けるという結果になりましたが、果たして今シーズンはどうなるでしょうか。
今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2019年11月は29日(金)、12月は13日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

タマネギの定植
タマネギの球太りをよくするために、リン酸が欠かせません。リン酸の補給には、稲の元肥で使う「苦土重焼燐」がおすすめです。リン酸の濃度が28%と高いので、散布する量は1アールあたり2kg程度で十分です。元肥は「有機肥料(8-8-8)」や「野菜美人」でかまいませんが、やりすぎるとトウ立ちするので散布する量は控えめにしましょう。 苗を植えるときは、12cmから13cm間隔で植えましょう。特に晩生の品種は、間隔が狭いと玉同士がぶつかります。植えるときの深さについて、育苗した苗は培土に合わせます。購入した苗を植えるときは、土に埋まっていた部分の色が変わっているので、それを目印にして植えますが、判別できないときは、2〜3cm程度の深さで植えましょう。 タマネギにビニールマルチをかけると雑草を抑えることができますが、追肥がしにくくなります。「たまねぎ名人」というマルチは、不織布を使っているため水分や肥料分を通します。また、等間隔に切り込みが入っているので、植えるときの間隔を測る手間も省けます。なお、「たまねぎ名人」は他の野菜や花の栽培などにも応用できます。
野菜の管理
ブロッコリーは株の中央に蕾ができ始めました。ブロッコリーは寒さにあうことで蕾が作られます。今年の秋は暖かい日が続いたこともあり蕾ができるのが遅れています。「緑帝」や「ハイツ」などのわき芽が出る品種は、蕾の収穫後も追肥をしてわき芽を大きくしましょう。 ソラマメは登録されている除草剤が少ないため、土寄せで雑草を防ぎます。ソラマメは風で葉がこすれると痛んでしまうので、土寄せは葉が痛みにくくするための対策としても効果があります。なお、葉のふちが黒くなることがありますが、日中と朝晩の寒暖差によるもので病気ではありません。 タマネギは定植から2週間が経ち、苗も活着しました。古い葉の先端が黄色く枯れているのは、定植時の根の痛みによるものなので心配はいりません。しかし、新しく出てくる葉の先端が枯れているときは病気で苗が弱っている可能性があります。「ジマンダイセン水和剤」を散布して病気を抑えましょう。

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