愛菜館農園だより(2019年12月号)

愛菜館農園だより12月号
(2019年11月15日・11月29日・12月13日実施)

12月に入りました。鳥取では初雪を観測しましたが、日中は暖かく、朝晩の温度差が激しい日が続いています。愛菜館農園では資材メーカーの方を講師に迎えて種まき機の紹介と実演、そして毎年恒例の「アスパラガスの株元処理」を行いました。
今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!

2020年1月は10日・24日(金)に実技指導を実施します!!
※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。

除草剤について
除草剤は大きく分けて、土にかけるものと、生えてきた雑草にかけるものがあります。土にかける除草剤は土壌の表面に成分を含んだ層を作ります。土寄せをすると層が壊れて効果がなくなるので、土寄せをする作物には向いていません。 除草剤を使うときは、必ずラベルやチラシで作物名、使用時期、注意事項を確認しましょう。同じ名称の除草剤でも乳剤と粒剤で適用作物が異なります。また、通路に除草剤を散布するときは、周囲の作物に適用した除草剤を使うようにしましょう。
種まき機の紹介と実演
11月29日の農園実習は、農園だよりでも紹介している「エコ播っく」のメーカーから講師をお招きし、種まき機「菜々子」の説明を行いました。今回紹介された種まき機は、「エコ播っく」のように、種まき機を動かすと、溝の付いたローラーが回転し、溝に入った種が落ちるという仕組みです。 説明に続いて、ハウスで種まき機の実演を行いました。実演ではホウレンソウの種を使いましたが、ローラーを交換すれば他の作物の種も播けます。種まき機を使うと、等間隔の播種だけではなく、種を播く前の溝作りや覆土、土の圧着といった、何時間もかかる作業が簡単にでき、省力化につながります。
ソラマメ・タマネギの管理
温暖な日が続いたこともあり、ソラマメは親株が分からないほど生育が進みました。どれが親株か分からないという理由で、12月に摘心をすると病気の原因になります。葉の渕が枯れたり、葉に黒っぽい斑点が出てきたりしますが、いずれも寒さによるものです。 タマネギは葉先が白く枯れています。畑全体に広がっていると病気の可能性があるので、「ダコニール1000」で消毒が必要です。気温が10度を下回ると病気が起こりにくくなります。なお、年内に大きくしすぎるとトウ立ちの原因になるので、年内の追肥は厳禁です。
アスパラガスの冬場の管理
アスパラガスは茎の養分を根に移すため、収穫が終わっても茎が枯れる12月頃までそのままにしておきましょう。暖冬で茎枯れがあまりにも遅い場合は、メリット赤やホスプラスで根に養分が移るのを促しましょう。なお、根に蓄えた養分は翌年の発芽に使われます。枯れる前に刈り取ると、翌年に芽が出にくくなります。 茎を切るときの高さは、地面から1cm程度の高さです。茎を切り取ったら、ガスバーナーやガストーチで表面をあぶって切り口を乾かします。また、茎を刈り取るときに落ちた葉は、病気の原因になります。茎や葉を捨てるときには袋に入れて運びましょう。畑に残った葉や雑草は切り口を乾かすときに焼き払います。

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